Hammond New B-3 私設カタログ

 

パーカッション

 

特徴

上の写真の4個のロッカースイッチがパーカッション用のスイッチです。

4個のスイッチは、上下に倒すことによってパーカッションの動作を切り替えます。

各スイッチの表示を下表に示します。

左から
PERCUSSION ON OFF
PERCUSSION VOLUME SOFT NORMAL
PERCUSSION DECAY FAST SLOW
PERCUSSION HARMONIC SELECTOR THIRD SECOND

PERCUSSION ON/OFFは、パーカッション効果のON/OFFを切りヨえます。

PERCUSSION VOLUMEは、パーカッション効果のボリュームです。SOFTは小さめ、NORMALは大きめの音になります。

PERCUSSION DECAYは、パーカッションの減衰時間を切り替えます。FASTはすぐに減衰し、SLOWは少し経ってから減衰します。

PERCUSSION HARMONIC SELECTORは、パーカッション効果で使う音を指定します。THIRDは第三倍音ですから2 2/3'の刻印のドローバーの音、SECONDは第二倍音ですから4'の刻印のドローバーの音を使います。

パーカッションを効かすためには、以下の条件があります。
・ 上鍵盤にしか効きません。下鍵盤には効きません。
・ Bのプリセットキーが選択されたときにだけ効きます。
・ ノンレガート奏法で弾いたときにだけ効きます。

B-3のパーカッションは、上鍵盤の多列接点の1'のドローバー用の接点を使用しますので、パーカッションをONにすると、1'のドローバーの音は出なくなります 。
 New B-3では、B-3と同じ動作にすることも、1'のドローバーの音をパーカッションと一緒に鳴らすこともできます。

 

ちょっと一言

ハモンドオルガンの音は持続音ですが、鍵盤を弾いたときにアタックをつけるためにパーカッションが考案されました。パーカッションの音は、ピアノのように減衰音です。減衰の仕方 、音の大きさ、音の高さは、上で説明しているスイッチで切り替えることができます。

B-3のパーカッションは、タッチレスポンスパーカッションと呼ばれるタイプで、ノンレガートに弾いたときにだけ効果が現れます。したがって、演奏者はレガート、ノンレガート奏法を用いてパーカッションがかかるか、かからないかをコントロールできます。

B-3のPERCUSSION VOLUMEの実際の動作は、上の説明とは若干異なり、SOFTではノーマル、NORMALでは上鍵盤のドローバーの音が若干小さくなり、相対的にパーカッションの音が大きく感じる仕組みとなっています。
 New B-3では、B-3と同じ動作にすることもできますし、上鍵盤のドローバーの音を下げないようにすることもできます。

減衰は、キーを押したときからの時間に依存します。したがって、キーを押さえたままにしていても減衰が始まります。

JAZZでは、フォーアップといって、すべてのスイッチを上に倒した設定(ON、SOFT、FAST、THIRD)がよく使われます。

パーカッションは、オルガンの持続音を鳴らさないとき(ドローバーを全部押し込んだ状態)でも、鳴らすことができます。

New B-3では、Hシリーズのようにパーカッションの音を減衰させないことも可能です。

 
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