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B-3のトーンホイールジェネレータは、メカニカルな部品を使用した発音体です。 ■
トーンホイールを使用したオルガンの復活は、ハモンドファンの長い間の夢でした。 ■
しかし、その実現にはコストという壁がありました。現在の生産技術をもってしても部品点数の多いメカ部品はコスト高にならざるを得ず、ホイールとピックアップ間のギャップの調整などには、経験と高い技術を持った職人の腕が必要となります。 ■
携帯電話のように十万台以上という生産量が見込める製品であれば、大量生産の強みを生かすことも可能ですが、楽器の場合には不可能です。 ■
そこで、鈴木楽器製作所は、最新の技術であるFPGA(Field Prgramble Gate Array)に目をつけました。 ■
FPGAは、おもに大量生産前の試作段階で使われるデバイスで、デバイスの性質を書き換えることができます。ASICやゲートアレイのように、書き換えは一切できず大量生産によって、低コストを実現するLSIとは対極にあるLSIです。 ■
ではなぜ、試作時に使われるのでしょうか?
それは、デバイスの性質を変えることが、回路のロジックをデバイスへダウンロードすることで実現できるからです。試行錯誤してもそれほどお金がかからないのと、最近では高速性と低消費電力も実用レベルにきています。 ■
まさに楽器の心臓部にうってつけのLSIです。マイナーチェンジをしたり、別のタイプの製品に少しだけ性質を変えて利用するなどが、莫大な投資を行うことなく可能となります。 ■
FPGAは、おそらく、DSPのような高速信号処理は得意ではないのですが、New
B-3はその部分を多列接点以降のアナログ回路とDSPの回路にゆだねています。新旧の技術の融合が、まさにB-3を復活させたといっても過言ではないと思います。 ■
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